2010年10月30日土曜日

あなたの空を飛びたい!!

羽ばたくかたち、麻藍格子
香港ペニンシュラホテルのスーブニール




 高橋真梨子の歌にあったような気がする、Kiss againで始まり、あなたの空を飛びたい、抱きしめて!!で終わる歌。
ギャザー縫ってる間に口ずさんでいる。ペニンシュラのチョコボールにはいろいろな顔が乗っていて満員電車の中みたい。

2010年10月29日金曜日

どちらも皺寄せ

四本締め
名前を知らない黒い実
名前が分からない黒い実はすごく香りが強く目はしばしば、
鼻水も出てきます。高い木の下で拾ったので詳細不明です。
左はボクサーが穿いているトランクスのゴムの部分みたいに
なりました。

2010年10月27日水曜日

また、ちょこっとアート

錦紗胴抜き部分ボックスプリーツ
三木富雄「耳」
函ひだ、懐かしいですね。てかてかに光った女学生のヒダスカート、寝押しなんかしたりしたんでしょうね、きっと。
すみません、やらしいオヤジの独り言と聞き流してください。もっと、高尚なことをここでは表現したかったのですが、台無しになりました。
アートはギリギリが肝要だ、ナンチャッテネ!!

2010年10月26日火曜日

蒲焼きの皮目の様

綿地藍絞り残欠ギャザー
泉町公園のブタクサの花
細長い板締めと思われる絞り生地をギャザー、最初は縦構図で瀧のイメージでしたが、段々、四川風豚バラシャブのように見えて来て、最終的には鰻の蒲焼きの皮目に見えてきました。
右は、嫌われ者のブタクサですが、花に貴賤はないでしょう。心引かれるものがありました。

2010年10月25日月曜日

なんの関連もない関係

 木綿型染めフジツボ紋ギャザー
モッコクの実
今日のギャザーは一番簡単、ハリセンのように一方を綴じるだけです。更紗風のフジツボの柄がかわいい布です。右は木曽の木工家小椋正幸さんの木地盆の上にモッコクの落ちていた実を
盛っただけのものです。

2010年10月23日土曜日

よらないで、よらないで!!散って、散って!!

紅花染め錦紗麻の葉紋絞りギャザー
泉町公園のピラカンサスの実の塊




きれいな絞り布をタガイチガイに寄せました、浜千鳥に一寸似ているようにも見えます。
赤い実は鳥が高いところからでも見つけやすいようにと聞いていますが、ピラカンサスの
実はいくら何でもより過ぎ、目立ちたがり屋過ぎですよね。

2010年10月22日金曜日

寄せてネジッテみる



我が家の山灯篭の苔
紅花染め錦紗麦に蝶紋ギャザー
布をランダムにつまんでゆくと鳴門の渦のようにそれぞれが影響し合いながら不思議な形が浮かび上がってきます。苔の方は日光 に向かってねじれてゆくのでしょうか。





2010年10月21日木曜日

アートらしさも少々

江戸小紋唐桟縞ギャザー
小野亮二さんスクリュウー作品部分





だんだんアートっぽくなって来ましたね。左は綿の縞切れを袋状に縫ってからゴム通しの様に革の平紐を通して絞りました、ガーターベルトみたいなセクシーな感じが出ました。右はもう三十年ほど前に分けていただいた小野さんのネジを使った作品の部分です。





2010年10月20日水曜日

アジアを感じますね

ウズベキスタン更紗ギャザー
団栗のベアリングもしくはドングリング







両方とも妙にアジアを感じますね。縄文時代から団栗は灰汁で何度もなんどもアクをぬいて
食料にもしましたし、そのアクを染料としても使ってきたご先祖たちの努力、頭が下がります。ウズベキの更紗は麻地に型染めです。何度も額縁のマットに使わせてもらい、元は十分
に取った後の残欠です。ひと枚の残り裂でも愛おしくて手元に残しておきます。

2010年10月18日月曜日

藍絣と銀杏

麻絣ギャザー
銀杏アサンブラージュ





少しづつコントロールが出来るようになったでしょうか。何の説明もないままお送りできるのが、私が願うところです。

2010年10月16日土曜日

ミシン登場

麻近江絣ギャザー

国分寺泉町公園の草玉




今回はミシン使ってみました。絣を引き立たせるため、なるべく規則正しいギャザーを取りたかったのですが難しいものす。
右の草玉は雑草を機械で刈り取ったものをおにぎりのようにむすんでみました。マリモ風に。

2010年10月13日水曜日

自己顕示欲が頭を持ち上げてくる


綸子地紋紫根染ギャザー

永久磁石と金木犀の花


行為を持続させる事の難しさに早くもぶち当たりますね。
なるべく行為自体に意味を持たせたくないのに、やってしまう。
川の流れのように考える間も無く連綿と流れて行かなければいけないのに。

2010年10月6日水曜日

段違い






綸子地紋鹿ノ子絞り
ギャザー



いくらやっても画像の位置が決まりません。
あきらめて、今日はこんな感じで。
左の絞りも結構古い布だと思います。
ギャザーをとると泡立った波のつながりよ
うにも見えますし、蛸の足を並べたように
も見えます。見方によってはテロリストの
肖像にも見えてきます。下は近所の公園の
山茗荷の実です。白い花と対照的に黒曜石
の様な黒い実を付けます。この写真はユーモ
ラスに見ると「目玉の親父」達が会議をして
いるようにも見えてきて面白いものですね。
山茗荷の実

2010年10月5日火曜日

江戸縮緬のギャザーと蜜柑のアサンブラージュ

江戸縮緬の友禅
のギャザー
蜜柑のアサンブラージュ







三回目ともなると、たちまちマンネリズムに襲われそうになります。
私が初めて耳にしたギャザーはギャザースカートのギャザーだったと思います。
そんな縦ギャザーに挑戦、シャワーカーテンのように見えるのが一寸残念。
蜜柑の方はよく遊ぶビリヤードのラックにイメージで遊びました。

2010年10月4日月曜日

千枚の真綿と柿渋染めの麻古布

麻柿渋染め古布
ギャザー
真綿千枚?

画面左のギャザーは、一寸見焼きはぜの佃煮か、牛小腸を甘露煮にしてから
ジャーキーにした物の様にも見えます。右は繭を丁寧に開いて作る真綿のミ
ルフィーユです。真綿を紙縒を作るように紡いで糸にして織るのが紬織です。

2010年10月2日土曜日

Gathering-1
茜染め麻古布

BIG M'ack
斧折れ樺コースター



さまざまな物をつまみ寄せたり、積み重ねたり、詰め込んだりすると、元の形や顔が
別の表情になってきます。面白いですね。なるべく、毎日端切れのギャザーを取った
り、目についた集合物や集合体を写真に撮ってここで開陳いたします。